目次
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[亀田市編]
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第四章 都市近郊農村の歩み
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第二節 農業
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六 肥料
自給肥料
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化学肥料が主流を占め、土壌破壊から堆肥が見直されている現在と比べて、昭和前期はどのような肥料がどのくらい使われていたのであろうか。昭和十六年では下肥や堆肥などの自給肥料に加えて、過燐酸石灰や硫酸アンモニアなどの化学肥料が使われていた。その割合は次のとおりである。
自給肥料消費数量
この表でわかるように、亀田村の田畑で使用されていた自給肥料は、下肥と堆肥でそのほとんどの量を占めていた。