農機具

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 昭和二十年、馬を飼養する農家数六四七戸、飼養されていた馬一、〇八五頭。この数字が示すように、亀田村の戦前における農作業はほとんど馬に頼っていたが、人力で苦労していたわけである。動力による農機具が、ぼつぼつ姿をみせてくるのは昭和十年以後である。昭和二十年の農機具所有数は次のとおりである。
 
 ・農事用内燃機関 一六台 (内訳) 石油機関(八) 重油機関(六) 瓦斯(ガス)機関(二)
 ・揚 水 機(灌漑用) 〇・動力脱穀機 八・動力籾摺機 七・動力麦摺機 一