目次
/
[亀田市編]
/
第四章 都市近郊農村の歩み
/
第三節 畜産
/
二 畜産の生産額
畜産業生産額
394 ~ 394 / 1205ページ
[畜産生産額]
全産業に対する畜産の生産額の割合は、大正時代、昭和前期を平均してみると約三パーセントで、あまり大きな変動は見られない。
亀田村の畜産の中心は馬であり、次いで牛、豚、鶏、その他として兎、綿羊、山羊などがわずかに顔を出す程度である。
亀田の畜産の中心が馬であったわけは、なんといっても畑や水田の農耕用、荷物の運搬用として馬がなくてはならない存在であったからである。
よく働く馬、力の強い馬、勘の鋭い馬が要求され、よりよい品種が作り出されていった。