価格

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 大正年間、鶏卵一個の価格は三銭から五銭の間であった。この価格は昭和十二年ころまで続くが昭和十三年から毎年一銭ずつ値上がりして四銭、五銭、七銭となっていった。鶏(雌)の価格は大正四年八〇銭、昭和十一年で一円二〇銭、昭和十五年では二円五〇銭であった。
 平均して全農家数の約二〇パーセントが鶏を飼育し、しかも、そのほとんどが五〇羽未満の小規模飼育者であった。

飼育戸数