大正五年十二月十六日、亀田村の最初の郵便局は桔梗小学校の近く、桔梗野一九四番地に若松仁蔵が開局した。開局当時は無集配局ではあったが、一日一回村内に郵便が配達され、また電報も函館区より郵便となって配達された。その後昭和八年桔梗駅前の近くの桔梗三四〇番地に棟木も高く古城に似て人目を引く局舎を新築して移転した。
更に昭和二十三年、国道五号線の桔梗三四七番地へ移り、現在地の桔梗町三四六番地の七へは昭和三十四年十一月一日に移転した。
同局での電報取扱いは大正十一年二月十六日に始められた。また電話交換は昭和二十一年五月三日に開始され、昭和四十六年十月二十二日まで続けた。
桔梗郵便局歴代局長
初代 若松仁蔵(大正五・十二・十-大正七・四・十九)桔梗野一九四番地
二代 高橋大五郎(大正七・四・十九-昭和六・十二・一)
三代 村田音次郎(昭和七・三・二十九-昭和二十二・五・二十)桔梗三四〇番地
四代 飯田正夫(昭和二十三・五・二十一-昭和四十五・十・三十)桔梗三四七番地
五代 飯田 修(昭和四十五・十・三十一-現在)桔梗町三四六番地の七
三代と四代の間は園田実彦が兼務した。