青年学校

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 昭和十年四月、青年訓練所と実業補習学校が廃止され、青年学校となり、男子部普通科二年、本科五年、研究科一年、女子部普通科二年、本科三年、研究科一年の修業年限となった。
 昭和十四年には青年学校普通科を義務制とした。その後、銃後軍事教育の充実を期し、四青年学校の統合(十九年)が行われ、亀田青年学校に全生徒を収容し、専任学校長として田中幸之丞が任命された。
 青少年はこのように公的な機関によって、小学校卒業後の教育が行われたが、これは社会教育において重要な役割を持つことであった。ただ、国を挙げて戦時色の強い時代であったため、軍事教育が主体となっていた。