連合青年会の創立

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 亀田村連合青年会創立の模様は次のとおりである。(大正三年一月二十一日函館毎日新聞)
 
 「亀田村では従来、亀田青年会、鍛神青年会、桔梗青年会、石川青年会、赤川青年会の五団体があり、互いに活動していたが、同村長河野孝忠氏は、右各団体を総括する連合団体として亀田村青年会を創立することとし、今回協議の結果、選挙を行ったところ、会長河野孝忠、副会長守田岩雄、常務幹事荒谷秀三郎。同会の事業 一 時々博学篤行の士若くは実業家を招き通俗講演会を開くこと。二 会員相互の風紀の矯正を図り、地方一般の風俗の刷新を図ること。三 藁細工の奨励及び慈善販売等をなし、又は公共事業若くは慈善事業に寄付すること。四 農業の改良発達を図り、道路橋梁の修繕工事に対し、官庁若くは公共団体の奨励に関しては率先実行して模範を示すこと。」
 
 連合組織へと発展したことは大いに喜ばしいことであるが、村長の提唱によって行われ、村長が連合青年会の会長であり、各小学校下の青年団は小学校長を団長にしているのが普通であった。