公営住宅

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 亀田村の公営住宅建築については、昭和二十九年公営住宅第一種五棟一〇戸を建築(建坪一一坪)したのが、はじめてのものであって、建物はブロック、屋根トタンぶき、外装モルタル塗り、内部漆喰塗りで当時のものとしては結構なモダン型であった。そののち公営住宅建築は年度計画によって実施されて現在に至っているが、その間における記録の幾つかを挙げてみると、次のようになっている。
 
 一 昭和三十年度の道からの割当てのもの二階建公営住宅一〇戸、七月二十五日村議会では四戸建・六戸建二棟(一戸一二坪)で建築することを決定、入札結果函館土建に落札し、八月十五日より二十九年実施の災害公営住宅北側に建築し、十月末に完成した住宅。
 
 二 昭和三十一年七月三十日村議会で決定した平屋建(一戸当り一〇坪三合六勺) 一四戸、第二種簡易耐火構造設計で赤川通り村役場裏手に建築の住宅。
 
 三 昭和三十八年度分町営住宅一六戸、字桔梗三三二番地に、三十八年十月工事開始三十九年二月末建築完成の住宅。
   第一種 一棟六戸(一戸面積三八・二六㎡) 第二種 二棟一〇戸(一戸面積三三・〇九㎡)
 
 四 昭和四十年度分町営住宅二〇戸、字赤川通一一七番地に、四十年七月三十日起工同十一月末建築完成の住宅。
  第一種 二棟八戸鉄筋コンクリート平屋
  第二種 三棟一二戸補強コンクリート平屋
 
 五 昭和四十一年度分町営住宅二二戸、字赤川通一一七番地に、(前年に引続き二年目)
  第一種 三棟一二戸平屋  第二種 二棟一〇戸二階建
  四十一年五月起工同八月末、完成の住宅。
 
 六 昭和四十二年度分町営住宅二二戸、字赤川通一一七番地に、(三か年計画三年目)
  第一種 平屋一二戸  第二種 二階一〇戸
  四十二年七月起工、同十一月末、完成の住宅。
 
 七 昭和四十三年度分町営住宅二〇戸、字中道一八三番地に、本住宅新築は四十三年六月町議会で、三か年計画をもって一三棟五六戸建設が議決されたものの第一年目である。
  第一種 平屋 一棟四戸  第二種 二階 二棟一〇戸  第二種 二階 二棟六戸
  四十三年十一月三十日完成の住宅。
 なお本住宅建設は四十三、四、五年度と継続し完成された。

中道団地建設工事

 以上公営住宅建設の記録を挙げてみたのであるが、町ではこののちも状勢に対応して精力的に住宅建設に意をもちい、実施しているが、公営住宅団地別の建築状況は次のようになっている。

公営住宅団地別建築状況