下水道整備

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 住宅建築の急増、人口増加、市街地の拡大などに伴って、排水整備や下水道新設があらためて急務となってきたのは、昭和三十五年上水道事業が計画化されようとしてきたころと期を同じくしてのことであって、三十七年町制が施行され、三十八年には上水道事業計画が確立し、実施に移されると平行して年々下水道整備、新設がなされてきた。
 昭和四十年三月までの整備状況をみると、管路延長一、三三六・六四メートル、排水面積〇・二九三平方キロメートル、排水人口五、二三〇人、排水戸数一、四七〇戸と整備され、四十三年度七月までで、管路延長一、九九七・五メートル、排水面積一〇〇・二ヘクタール、排水人口六、三四六人、排水戸数一、七四九戸と年々整備されている。つづいて四十五年二月までには管路延長三、一三六・五メートル、排水面積四九一ヘクタール、排水人口六、七二三人、排水戸数一、八五一戸と整備している。しかしながら人口および市街地面積に比べて下水道新設は少なく、人口増加、住宅増築による排水整備、下水道新設は、追われる状態であった。
 このため昭和四十六年三月には「都市計画法」による公共下水道の法決定を市街化区域全域に適用し、これに向けて建設を着々とすすめた。

下水道施設状況