市街地の発展と交通量増大に見合っての道路整備について、町では毎年度町建設費予算の限度において極力舗装工事に意を注いで実績を挙げたが、昭和四十五年度建設事業のうちから道路舗装工事関係を取り上げると次のようになっている。
ア 町道中道・神山線舗装
町道四稜郭線との交差点より鍛神小学校寄り二二〇メートル、幅五・五メートルのアスファルト舗装、工事費三一五万円
イ 町道昭和・港線舗装
国道二二七号線と国鉄江差線間小田島川沿い二七七メートル、幅五・五メートルのアスファルト舗装、工事費三六五万円
ウ 町道富岡西線舗装
富岡センター湯前町道を昭和本通り線より一六〇メートル、幅六メートルのアスファルト舗装、工事費二三四万円
エ 町道鍛治線舗装
町立鍛治保育所の前の町道中道・神山交差点より七〇メートル、幅六メートルのアスファルト舗装、工事費一一〇万円
オ 桔梗二〇五番地に延長一九〇メートル、幅九メートルの町道と同四○八番より四一六番に至る延長四四六メートルの町道が工事費八六五万円をかけ造成舗装を施行している。
これらの工事施行はいずれも五月一日着工のうえ、七月末期限には完成をみた。
昭和四十六年十二月末現在における市道延長舗装率の状況をみると、
・総延長 一六万八、五三四・〇三メートル
・舗装延長 八、三八八・三〇メートル
・舗装率 四・九八パーセント
となっており、昭和四十八年三月末現在は
・総延長 一九三・六キロメートル
・舗装延長 一六・六キロメートル
・舗装率 八・六パーセント
と約三・七パーセント増の成果をあげてきているが、今後幹線道路はもとより、生活道路や大衆道路の整備は緊要な課題となるであろう。