日本の最初の森林法は明治四十年四月法律第四十三号をもって公布されたものであるが、北海道は保安林であることからこれが適用されたものである。昭和二十六年六月改正の森林法が法律第二十四号をもって公布され、八月一日実施となるまではそれが生きていたのである。
昭和十八年設立された「亀田村森林組合」は、戦時下国策に添うため、戦時中の統制下にあって、薪炭の生産確保と軍需用材の供出に協力することがその主なる任務であった。昭和二十六年改正の森林法の公布により「亀田村森林組合」も改組を経て今日に至った。
森林法と森林組合