中学校独立校舎建設を議決

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 昭和二十二年、民選初の村長佐々木善松を中心とした村民の教育尊重の熱意が、中学校独立校舎建設の礎石となり、村理事者が四小学校に併置されていた中学校を一校に統合して、亀田村立亀田中学校とする案を計画し、同二十三年一月十六日の村議会において、次のように中学校独立校舎建設の議決をみるに至った。
 
 「亀田中学校独立校舎建築の件
  構造及び坪数 木造二三六・五坪 六教室一二〇坪 廊下六四・七五坪 生徒昇降口一〇・五坪 付属舎二五・五坪 職員昇降口三・七五坪
  工事着手 二三年二月一日 竣工 二三年三月三一日
  資材割当 セメント 電線 合板 木材 ガラス等」
 
 同日、亀田中学校建築費に充当するため、村有財産を売払処分の件も議決した。
 同月二十七日、工事請負業者指名入札の結果、道南土木建築株式会社に落札し、融雪を待って工事に着手することになった。
 四月二十八日の村議会において、校名を「亀田中学校」と決定し、鍛神、桔梗、赤川各中学校を廃止するとともに、五月十一日の村議会において、亀田小学校に併置している亀田中学校を「桐花」中学校と改称することにした。