昭和三十二年の村議会において、決定した建築の概要は次のとおりである。
木造トタン葺二階建 三八九・七五坪
一階 教室二 校長室一 職員室一 その他で二一九・二五坪
二階 教室五 生徒会室一 その他で一七〇・五坪
工事は十月上旬に着手し、一日も早く小学校の二部授業を解消するため、明年一月の三学期開始までに完成する予定であった。
三月議会における村長の説明では、屋内体育館も建設したい意向であったが、補助起債の関係で屋体を分離することになり、二年後に建築した。
また、用地は三十一年度二、二〇〇坪を一八六万円で買収した。用地の拡張については、その後も所有者古館千助の理解ある協力によって行われた。