生徒の自然増と校舎の増築

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 ア 学級数と生徒数

[学級数と生徒数]

 イ 校舎増築の跡(主なるもの)
  昭和三十二年度  七教室職員室その他
  昭和三十三年度  八教室その他
  昭和三十四年度  体育館
  〃 三十五年度  四教室その他
  〃 三十六年度  四教室その他
  昭和三十八年度  技術工作室その他
  〃 三十九年度  四教室その他
  〃 四十 年度  四教室(特別教室)
 
 三十三年第一期独立校舎が竣工して、授業を開始した時は、十一学級、五二四人の生徒であったが、五年後の三十八年度には二一学級、一、〇四五人に増加、生徒数は二倍に達した。増築した教室は間もなく満員となり、特別教室として使用することができない状態であった。
 中学校建設のころは周囲に住宅もなく、裏側に道路が完成して、ようやく一戸、二戸と数える程度であったが、本町および富岡方面は住宅街として生まれ代る要素が熟しつつあった。
 校舎とともに校地の拡張に当っては、地主古館千助の理解と協力が大きく、再三にわたり、体育館、二線校舎、三線校舎、工作室、更に現在の学校給食センターにおよぶ地帯まで割愛したことは、特筆すべきことであり当事者の感謝の的であった。

桐花中学校