昭和二十九年三月十八日に制定した奨学資金条例の前文を掲げ、亀田における奨学資金のいわれを紹介する。
「守田岩雄氏本道開拓功労者として大正七年北海道庁長官よりの表彰を記念に本村教育費に充当の目的を以って、翌大正八年私財一千三十八円を寄付されたので村会はこの事績を讃え拓殖功労者守田教育積立金制度を定めた。惟うに向学心に燃え、十分なる能力を有しながら、単に経済的理由によって進学し得ないことは、ただ一個人の不幸に留らず国家的にも大なる損失である。茲に守田教育積立金制度の精神を活し、先覚者の偉業を永久に記念する為、本村奨学資金条例を制定する。」