昭和二十一年十一月五日、北海道教育委員会の告示により、「市町村社会教育委員規程」が明示された。それによると委員の任務は、
一 市町村の社会教育に関する重要事項の審議、これが企画運営方法等の検討
二 社会教育機関を援助し、その機能を発揮させること
三 社会教育の施設の普及を図り、その利用を奨励すること
四 社会教育に関し市町村並びに各種団体その他関係方面の連携協力を図ること
以上の諸点であって、亀田村においても社会教育委員を委嘱することになった。
任期は二か年とし、二十四年十一月二十五日から実施した。最初の委員は左記のとおりである。
武藤 霊真(僧侶) 井上 忠三(村議会議員)
大沼 保徳(亀田小学校長) 泉 耕助(農業)
竹部 三郎(赤川小学校長) 横山 タカ(主婦)
三上 ノブ(主婦)
なお、公民館が新設(二十七年十二月)されてからは、その運営審議会の委員も兼ねることになった。二十八年十一月から社会教育委員を七名から一一名に増加して、社会教育振興に力を注ぐことにした。