事業会計予算

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 順調な運営体制になった亀田村国民健康保険事業の特別会計予算の流れをみると、昭和三十五年度の同事業課の予算は歳入は国民健康保険税七五六万三、〇〇〇円、使用料・手数料二万円、国庫支出金五二〇万七、〇〇〇円、繰入金一〇〇万円、繰越金一、〇〇〇円、雑収入一、〇〇〇円、計一、三七九万二、〇〇〇円で、前年度当初予算に比較して五九万七、〇〇〇円の減となった。一方、歳出は役場費一二六万七、〇〇〇円、保険給付費一、一六七万円、保険施設費三六万二、〇〇〇円、公債費三万四、〇〇〇円、諸支出金二七万九、〇〇〇円、予備費一八万円、計一、三八九万二、〇〇〇円であった。
 国民健康保険事業の運営は順調な歩みを続けており、三十四年度の保険税収も予期以上の成績を上げ、若干の余剰繰越金を生ずる見とおしであるので、三十五年度は保険給付費、その他経費を検討した結果、前年度より減額となった。続いて昭和三十七年三月十二日開催の町議会で原案どおり可決になった。
 昭和三十七年度特別会計歳入歳出予算は、一、六五八万五、〇〇〇円で、前年度当初予算に比較して三五二万二、〇〇〇円の増額となる。今年度から保険税条例の一部改正によって資産割「一〇〇分の二四」が「一〇〇分の二二」に改正された。更に昭和三十九年三月十二日から開催の町議会で原案どおり可決になった。
 昭和三十九年度特別会計歳入歳出予算は、二、五五六万円となり前年当初予算に比べ、六〇七万二、〇〇〇円の増となった。
 かくて、町の国民健康保険事業は人口増加の時勢変化に対応しつつ、事業内容の充実に力を入れ、特に被保険者の負担軽減に検討を加え、実情に添うよう条例改正の処置をとるなどの運営に努力してきたが、一方、保険加入並びに利用面においてはどのような進展をみているか、昭和四十年度から四十七年度にわたっての状況は次の表のとおりである。

国民健康保険加入および利用状況