防犯体制

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 当町は函館中央警察署の管轄に入っており、治安は割合に良い方だが、犯罪が都市から近郊周辺に分散する傾向になるに従って、窃盗犯や粗暴犯がやや増加しているし、夏期間におけるぐ犯件数も目立ってきた。昭和四十年以降の犯罪発生並びに検挙状況、交通事故件数をみても、この傾向が数字の上に現れている。このような事犯傾向を極力防止しようと「町防犯協会」や「町交通安全協会」は活発な協力活動を行っている。
 市制施行後の人口急増に対し、人口割合に市内の警察官は少ないが、四派出所警察官は常時市内巡察をし、また「一日警察官」などの行事により、防犯治安に力を尽くすとともに、市内一八町会においても、自主的な防犯活動を行っていることにより、市内の犯罪発生、交通事故は近年減少の傾向にあるといってよい。函館中央警察署の資料によって、交通事故と犯罪発生検挙状況をみると、次表のとおりである。

年次別交通事故(各年一月から一二月までの一年間)


刑法犯罪発生検挙状況(各年一二月末日現在)