急増の状況

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 亀田村の昭和三十年代の人口動態をみてみよう。まず昭和二十九年と三十年の字別人口を比較すると次表のようになっている。

昭和二九年四月一日現在字別人口表(住民登録による)


昭和三〇年一〇月一日現在字別人口表(第八回国勢調査による)

また昭和三十年十月一日の人口のうち、産業別人口動態は次のようになっている。

産業別人口表(第八回国勢調査による)

 更に昭和三十年と三十五年の人口比較は、国勢調査集計資料によると次のようになっている。
        昭和三十年     昭和三十五年    増加数
 世帯数    二、六〇一世帯   三、七五六世帯   一、一五五世帯
 人 口 男  七、二二〇人    九、一〇三人    一、八八三人
     女  七、三八〇人    九、五〇九人    二、一二九人
     計 一四、六〇〇人   一八、六一二人    四、〇一二人
 この調査比較によると、本村の世帯数および人口は驚くほどの上昇をみせ、他町村ではみられない増加を示している。この増加は本町、富岡地区および中道、本通地区などの新築ブームによるものが主で、全道的にも珍しい増加率である。