本格化した合併の動き

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 港地域の合併後一年有半にして、函館市より年来の希望である全村合併について、二十五年十月、申し入れることになった。港地域合併当時の函館市の議事録でも明確であるが、亀田村全村合併が第一の念願であり、一部合併は一つの段階に過ぎなかった。
 これに呼応するように、亀田村においては、「亀田村函館市合併促進連盟」が同年十月八日結成された。委員長菊谷兼雄、副委員長堂崎初栄、委員には佐藤長吉、亀谷利春、亀谷正、小柳忠蔵、水島玉蔵、筆村由之助、北林智恵司、西村光栄、成田市太郎などによって構成され、ようやく合併の動きが本格化する様相を呈してきた。