右のような合併申し入れを受け、九月二十八日、定例第三回村議会において、議長から報告があり、同議会において、本問題に関し調査、研究、接渉のため、定数二十四人をもって市村合併調査特別委員会(委員長川井藤五郎)を設置した。
1 第一回委員会(十月十五日)
ア 昭和二十八年における経過について
イ 本委員会今後の方針について
以上を検討の結果、市村の理事者、同委員会が懇談会を持つことに決定、市側と話し合いにより十月十九日第一回懇談会を開催した。
2 第二回委員会(十月二十八日)
前回の懇談会の結果につき検討、第二回懇談会(十一月一日)を開催、受入れの構想などについて、市側の応答があった。
3 第三回委員会(十一月八日)
ア 全委員を三班に分け、函館市の合併地域および市内関係機関の実地調査をすること。および、
イ 第二回懇談会において回答のあった受入れの構想について文書をもって回答されるよう要求することを決定した。
4 実地調査の実施
第一班 港地区 (班長川井長次郎委員)
第二班 湯川地区 (班長川井藤五郎委員)
第三班 市内関係機関(班長土井委員)
5 第四回委員会
先に要求していた市側における受入れの構想について文書回答を得た。
ア 現地調査の結果
イ 市側回答について
以上をそれぞれ報告、更に道内合併市町村実状視察を決定した。「受入れの構想」は次のとおりである。