合併問題が中断している間に、亀田村は人口の社会増傾向が強くなり、昭和三十六年十月十三日の臨時第二回村議会において、三十七年一月一日を期して町制施行を実施することに決定した。
町としては次の事項を掲げ、町勢発展のため尽力することになった。
○ 大野かんぱいで四、〇〇〇石増産を期し、城岱、万畳敷原野を開発する。
○ 産業道路を開発し、村道などを改良する。
○ 区画整備で住宅地を造る
○ 信用金庫の開店が決定し、NHK、札幌テレビ(ラジオ放送)が当町に進出する。
○ 公営住宅、村営保育所を設置する。
○ 道路、下水道を整備する。
○ 家畜を導入し、綜合的農業経営を行う。
○ 経営指導で商店を近代化する。