この調査は函館市が四十七年、函館大学に委託して行ったものであるが、同大学の北海道産業開発研究所では、亀田市と函館市の合併について、市民の意識を調査した結果、函館市民の賛成者が六〇%ということが判明した。これは市民一、〇〇〇人を選挙人名籍から無作為抽出して、「函館市と亀田市との合併が検討されていることを知っているか。」「合併に賛成か反対か。」を中心に一〇項目の質問をしたもので、回答率は七八・三%であった。
このことも北海道新聞によって報道され、亀田市民の合併問題研究について有力な参考資料となった。