〈船主層〉

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 一五トンから二〇トンの動力漁船を一、二隻所有し、釣子一四、五人を乗船させて烏賊釣り漁業を営んでいた。この階層には、鰯地曳網を兼営する綱元兼船主と一般船主が含まれていたが、経営的には安定した階層で、出稼ぎにはほとんど関係がない。