目次
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第三章 産業と社会そして人・地域
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第二節 銭亀沢の生産労働
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二 イカ漁
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加工と流通
〈フナブ〉
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自分のマスからあげたものを勘定して、歩を払い、残りをショイモッコで運んだ。歩は乗り子が、帳場という係に自己申告する。帳場は個々の数をチェックする。ナヤにいって数を数え、確認する。動力船になってからは、フクロに入れた。時化てくれば名前を書いて船倉に入れた。