[銭亀沢の食生活]

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 日本の伝統食の原形は、戦争による混乱期および戦後の洋風化を経る以前の食生活、すなわち大正末期から昭和初期までとされており、銭亀沢地区の伝統食も同様に大正末期から昭和初期の食生活に求めることができるものと考えられる。
 そこで、銭亀沢地区の食生活について、大正末期から昭和初期に時代を設定し、聞き取り調査を中心にアンケート調査も加えて現在の食生活と比較しながら明らかにしていこう。なお聞き取り調査は、古川町を中心におこなった。