夏の例大祭

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 銭亀沢地区の夏の例大祭は毎年八月におこなわれる。この夏祭りは、宵宮と本祭があり二日間にわたっておこなわれる。地区にある神社を神主が順番に廻って祭ることになる。
 大祭のために作られた料理の代表的なものは、赤飯、刺身、煮魚、焼き魚、なます、トコロテン、南瓜の煮物、白玉などである。
 各家の神棚の供え物は、「お神酒と果物」、「お神酒、塩、赤飯、果物」などさまざまであった。また、例大祭のために作られる料理に地域的差はなく、昭和初期と現在とでも、供え物やそのために作られる料理には差がない。