〈ワラビやフキの漬物〉

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 ワラビやフキを塩漬けにしたり、糠漬けにした。それをそのまま、または干して貯蔵用にした。塩漬けのフキは、漬け物用の樽にフキを立てて入れ塩をして、途中で上下を入れ替えて作る。塩抜きし煮物などに用いたが、塩漬けのフキはそのまま皮を剥いて食べてもおいしい。立て漬けまたはぶちょうほう漬けといわれるが、皮のついたまま食卓に出し、各自で皮をむきながらかじるのでこの呼び名がついたといわれる。