真宗大谷派観意寺

383 ~ 383 / 521ページ
 明治三十(一八九七)年に地域住民の要望により建てられたお寺が観意寺である。開基住職には、真宗大谷派函館別院から手捲観意(てずかかんい)が招かれ、寺号の観意寺はその住職の名前からきている。現在の本堂は大正六(一九一七)年に建てられた。今日に至るまでに何度か改修がおこなわれ、当初柾葺であった屋根も瓦葺に変更され、外壁も改修されている。しかし、柱や彫刻など大正六年当時のものである。また、現在の庫裏は昭和三十年代後半期に建てられた。

観意寺