目次
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第四章 生活と民俗の地域的展開
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第三節 銭亀沢の住文化
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二 銭亀沢の社寺
真宗大谷派観意寺
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明治三十(一八九七)年に地域住民の要望により建てられたお寺が観意寺である。開基住職には、真宗大谷派函館別院から手捲観意(てずかかんい)が招かれ、寺号の観意寺はその住職の名前からきている。現在の本堂は大正六(一九一七)年に建てられた。今日に至るまでに何度か改修がおこなわれ、当初柾葺であった屋根も瓦葺に変更され、外壁も改修されている。しかし、柱や彫刻など大正六年当時のものである。また、現在の庫裏は昭和三十年代後半期に建てられた。
観意寺