歯固め

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 六月一日は歯固め。正月に飾った「まゆ玉」につけていた餅をとっておいて、米・豆などといっしょに煎って、砂糖や醤油で味付けして固めて作ったものを、神棚・仏壇に供え、あとで下げて食べた。歯が丈夫になるといわれた。昭和三十年代までおこなわれていたが現在はやっていない。