墓参り

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 迎え盆。十三日は家の仏壇に、赤飯・煮しめ・団子・テン・菓子・季節の果物などを供える。またキュウリやナスに割りばしで四本の足をつけた「馬や牛」をつくって飾る。馬や牛は祖先の霊を迎え、また送るためとの、いい伝えからきている。
 水塔婆は木のまさでできていて、盆の前に菩提寺から受け、盆の期間中、仏前に花びんなどに入れて供えておく。宗派によっては違いはあるが、盆が終わってから八月中に菩提寺に納める。
 この日は家族揃って墓参りをする。墓にも仏壇に供えたものと同じ供え物をし、お参りしてから墓前で少しずつ食べる。お墓に供えたものは持ち帰らない。墓参りは親戚の墓や親しい家、世話になっている家の墓にも、水・花・線香・ろうそくをともしお参りする。また無縁仏や地蔵さんにお参りする人もいる。
 古川町では、共同墓地内にある、馬頭観世音碑にお参りする人が多い。
 盆の期間中に親戚の家へ「仏おがみ」にいく習わしがある。