最高気温

66 ~ 67 / 1483ページ
 津軽海峡の表面水温が20℃以上に上昇する7月下旬、亀田半島海岸部の海霧の季節も終わり盛夏期を迎える。そして、8月上・中旬が気温のピークになるが、日最高気温30℃以上になる真夏日のうち、とくに最近30年間で高い気温を記録した期日を示すと表2.4のとおりである。

表2.4 恵山岬と函館における日最高気温の順位(統計期間1961~1990年)

 すなわち、恵山岬と函館における日最高気温の第1位を比較すると、函館33.5℃、恵山岬32.5℃で、函館が1.0℃高温である。第2、3位についても函館が0.4〜0.5℃高くなっている。しかし、先にあげた恵山岬と函館の気候表(表2.2、2.3)によると、最高気温の月平均値は、恵山岬7月28.4℃、8月29.3℃に対して、函館のそれは7月23.2℃、8月25.5℃で、恵山岬の方が明らかに、夏期の最高気温(月平均)は高い。