[まえがき]

[口絵]

戸井町史の発刊にあたって

序 戸井町の輝かしい前途を祝して

目次

凡例

第一章 位置と自然環境

第一節 位置と地勢

[位置と地勢]

第二節 気象

[気象]

第三節 地質構造と岩石

[地質構造と岩石]

(一)渡島山脈の地質構造と岩石の概要

(二)戸井の地質構造と岩石

(三)戸井地域の地質地層構成の歴史

第四節 戸井の植物

(一)地形、地勢と植物

(二)気候と植物

(三)戸井の植物誌

第五節 戸井の鳥類

[戸井の鳥類]

第六節 戸井の地名考

[戸井の地名考]

第二章 戸井町の沿革

第一節 石器時代の戸井

[石器時代の戸井]

第二節 道南への和人移住

一、和人渡来の始め

二、和人の館

三、道南の館主と政季、信広の渡島(新羅之記録抜萃)

(参考)康正三年(一四五七)の下北地方豪族配置図

第三節 戸井への和人移住

一、十八世紀後半の戸井の状態

二、戸井への和人の定着

三、戸井に移住した人々

第四節 戸井と近隣の変遷

[戸井と近隣の変遷]

第五節 石崎まで来た巡見使

[石崎まで来た巡見使]

第六節 松浦武四郎の『蝦夷日誌』(嘉永三年)

[松浦武四郎の『蝦夷日記』(嘉永三年)]

第七節 戸数と人口の変遷

[戸数と人口の変遷]

一、明治以前

二、明治以降現在まで

三、人口推移の分析

第八節 行政区画と行政の変遷

一、運上屋時代(場所請負時代)

二、会所時代

三、戸長役場時代

四、村役場時代(二級・一級町村時代)

五、公選町村長時代

(附)昔の戸主名(明治十三年以降)

四、部落会、町内会

六、町章及び町民歌、町音頭の制定

第三章 伝説と逸話

第一節 戸井館の周辺

一、戸井の館とその伝説

二、戸井の板碑(いたび)と発見の経緯

三、『新発見の板碑(いたび)(戸井町)』  須藤 隆仙

四、戸井から六万枚の古銭と宝物出土(文政四年)

五、旧銭亀沢村志海苔(しのり)から出土した古銭(昭和四十三年)

(附)旧銭亀沢村(現函館市)志海苔(しのり)出土の古銭一覧表(市立函館博物館で分類したもの)

六、佐井村の人が宝物を探した話

第二節 汐首岬の周辺

一、汐首の革新性

二、汐首観音堂と円空仏

(参考)北海道と青森県の円空仏

三、汐首観音堂の竜神像

四、汐首観音堂の大鐘皷(しょうご)

五、高田屋嘉兵衛と汐首岬

第三節 菅江真澄(すがえますみ)の戸井紀行(寛政元、三年)

[菅江真澄の戸井紀行(寛政元・三年)]

第四節 大宣寺の本尊仏

[大宣寺の本尊仏]

第五節 戸井の万体仏と貞伝上人

[戸井の万体仏と貞伝上人]

第六節 法泉寺の伝大蓮作仏像

[法泉寺の伝大蓮作仏像]

第七節 シロイ浜の硯石(すずりいし)と最上徳内

[シロイ浜の硯石と最上徳内]

第八節 明治戦争にまつわる秘話

[明治戦争にまつわる秘話]

第九節 戸井要塞(ようさい)と鉄道工事

[戸井要塞と鉄道工事]

第十節 戸井の沢で石炭を発見した話

[戸井の沢で石炭を発見した話]

第十一節 戸井の冷泉

[戸井の冷泉]

第十二節 狐やムジナにだまされた話

[狐やムジナにだまされた話]

一、女に化けた狐の話

二、狐の嫁入りの話

三、むじなと相撲をとった話

四、黒岩のむじな

五、むじなに養われた人

六、むじなのよく出た場所

七、むじなに御馳走を取られた話

八、むじなと自転車競走をした男

第十三節 戸井の怪異談

一、エビシ川付近の怪

二、鎌歌墓地の怪

三、海難死した人の火玉や亡霊の話

四、ヤエ子沢の哀話(原木)

第十四節 武井(むい)の島と弁天さん

一、武井の島の伝説

二、弁天さんの由来

第十五節 狼と鹿の話

一、戸井と狼

二、戸井と鹿

第十六節 霊山、丸山の話

[霊山、丸山の話]

一、霊山、丸山参詣記(昭和四十四年)

二、丸山明神の社殿改築秘話(昭和四十五年)

三、丸山明神奉讃会の設立

第十七節 下海岸のクドキ節

[下海岸のクドキ節]

第十八節 戸井及び近隣町村の災害事件(明治以降)

[戸井及び近隣町村の災害事件(明治以降)]

一、女那川沖の東京丸坐礁事件

二、古武井鉱山の雪崩による大惨事(明治四十一年)

三、椴法華沖の汽船衝突事件(明治四十一年)

四、古武井鉱山の大火(明治四十一年)

五、戸井村役場の火事(明治四十二年)

六、小安の「網子(あご)別れ」の殺傷事件(明治四十二年)

七、古武井、大滝の沢の大火(明治四十三年)

八、戸井村弁才澗の大火(大正三年)

九、汐苜燈台官舎の火事(大正四年)

十、汐首岬の鰮船転覆漁夫溺死事件 (大正四年)

十一、軍艦笠置の坐洲事件(大正五年)

十二、椴法華、銚子岬沖の磯舟転覆事件(大正七年)

十三、汐首沖の漁船遭難事件(大正十一年)

十四、椴法華、島泊の大火(大正十二年)

十五、古武井浜の鰮騒動(大正十三年)

十六、終戦直前の米機の戸井空襲(昭和二十年)

十七、戸井の海難事件(昭和三十八年)

十八、日浦トンネル入口付近の土砂崩れ(昭和四十七年)

第四章 旧家の沿革と人物略伝

第一節 旧家の沿革

一、〓吉田家(釜谷)

二、〓吉崎家(瀬田来)

三、〓小柳家(瀬田来)

四、足達(あだち)家(弁才町)

五、〓池田家(泊町)

六、〓佐藤家(弁才町)

七、〓金沢家(泊町)

八、〓池田家(館町)

九、〓山田家(西浜町)

十、〓宇美家(東浜町)

第二節 旧家の系図

[旧家の系図]

第三節 人物略伝

一、初代戸長 飯田東一郎

二、二代戸長 松代(まつしろ)孫兵衛

「附」石崎、箱館の松代家系図

三、正六位勲五等 長谷川益雄(「附」長谷川家の系図)

四、従六位勲五等 工藤健次郎(「附」〓工藤家の系図)

五、人命救助により長官表彰を受けた人

六、刀工、研師 芳賀国賀(くによし)

第四節 戸井町の旧家に伝わる賞状、感謝状、表彰状、辞令等

(1)宇美家(東浜町)

(2)池田家(館町)

(3)〓金沢家(館町)

(4)〓吉田家(釜谷)

第五章 教育の変遷

第一節 学校教育

一、私設教育機関

[私設教育機関]

二、公立小学校

[公立小学校]

三、公立小学校の統廃合

[公立小学校の統廃合]

四、公立学校創設当時の状況

[公立学校創設当時の状況]

五、新制中学校の設置

[新制中学校の設置]

六、戸井高等学校

[戸井高等学校]

七、各学校の沿革

1、小安小学校沿革概要

2、汐首小学校沿革概要

3、日新小学校沿革概要

4、鎌歌小学校沿革概要

5、潮光中学校沿革概要

6 日新中学校沿革概要

7 戸井高等学校沿革概要

八、学校給食の沿革

[学校給食の沿革]

九、学務委員の変遷

[学務委員の変遷]

十、教育委員会の沿革

[教育委員会の沿革]

第二節 社会教育

一、社会教育の概要

二、幼児教育

三、子ども会と子ども愛護(育成)会

四、青年団体

五、婦人団体

六、老人クラブ

七、スポーツ及び文化団体

八、文化、教養、福祉施設

九、体育・文化行事

第六章 神社、寺院の沿革

第一節 神社の沿革

[神社の沿革]

第二節 神社祭典の湯立式(ゆだてしき)と松前神楽(かぐら)

[神社祭典の湯立式と松前神楽]

一、湯立式

二、松前神楽の概要

三、各神社の棟札(むなふだ)

第三節 寺院の沿革

一、広福寺(小安)

二、法泉寺(館町)

「附」三十三番の観音さん

三、大隆寺(館町)

四、大宣寺(館町)

「附」大宣寺の記録

第七章 交通運輸と通信の沿革

第一節 下海岸の交通の変遷

[下海岸の交通の変遷]

第二節 昔の蝦夷地の船

[昔の蝦夷地の船]

第三節 蝦夷地と馬

[蝦夷地と馬]

第四節 戸井・大間間のフェリーボート

一、フェリーボート就航の動機

二、就航までの経過

三、第七大函丸概要

四、申請書の写しと航路略図

第五節 郵便局の沿革

[郵便局の沿革]

一、戸井郵便局

二、汐首郵便局

三、小安郵便局

四、釜谷漁港簡易郵便局

第八章 産業

第一節 水産業

一、昆布漁

[昆布漁]

二、戸井の鰮漁の沿革

[戸井の鰮漁の沿革]

三、戸井のマグロ漁の沿革

[戸井のマグロ漁の沿革]

四、戸井の水産物の種類・漁期・漁法

[戸井の水産物の種類・漁期・漁法]

一、魚類・タコ・イカの類

二、魚類以外の海棲動物

三、海藻類

五、戸井の主要水産物の漁期

[戸井の主要水産物の漁期]

六、戸井の海棲動物と海藻類

[戸井の海棲動物と海藻類]

七、戸井の水産物の分類表

[戸井の水産物の分類表]

八、戸井の魚の根について

[戸井の魚の根について]

九、戸井地方の風と天候

[戸井地方の風と天候]

[参考資料]

第二節 戸井漁業協同組合の沿革

[戸井漁業協同組合の沿革]

一、戸井漁業組合時代

二、戸井無限責任漁業協同組合(漁業会も含む)

三、有限責任漁業協同組合時代

四、戸井漁業協同組合(有限責任)

五、原木漁業協同組合(有限責任)

六、東戸井漁業協同組合

七、集団操業船「とい」の沿革

八、戸井西部漁業協同組合

九、小安漁業協同組合

十、漁家と出稼ぎ

「参考資料」戸井村漁業組合規約(明治三十二年頃のもの)

第三節 商業

一、戸井の商業の変遷

二、戸井村商業組合

三、戸井町商工会

四、明治三十三年の戸井の小売物価表

五、戸井町の商工業者一覧(昭和四七年四月一日現在)

六、車による移動販売

第四節 農業と牧畜

[農業と牧畜]

第九章 官公庁の沿革

第一節 戸井警察署

[戸井警察署]

一、戸井警察署

二、戸井警察署管轄の巡査駐在所

三、戸井警察署の敷地及び建物

四、戸井警察署で取扱った主な事件

五、警察の見た戸井村(原文のまま)

六、戸井警察署の歴代署長

七、戸井警察署歴代巡査(各駐在所派遣の巡査を含む)

八、弁才町の歴代警察官名(終戦後)

九、小安町の歴代警察官名(終戦後)

十、尻岸内村の昔の駐在所

「附表」下海岸諸村の警察の沿革一覧表

第二節 消防団

一、沿革概要

二、歴代団長(六代以前は不明)

三、現在までの主な火災

四、現況と問題点

五、消防施設

六、消防団配置及び団員状況

第三節 函館地方法務局戸井出張所(通称登記所)

一、沿革概要

二、歴代所長

第四節 戸井の医療機関の沿革

[戸井の医療機関の沿革]

第十章 戸井町内の墓地と墓碑

第一節 町内墓地の概観

[町内墓地の概観]

第二節 各地域の墓地の墓碑銘

一、小安の墓地(小安小学校裏)

二、釜谷の墓地(釜谷神社東寄りの高台)

三、汐首の墓地(汐首岬の高台)

四、瀬田来の墓地(地蔵堂の後)

五、館町の墓地(法泉寺、大宣寺の横)

六、鎌歌の墓地(鎌歌地蔵堂の後の高台)

七、原木の墓地(原木川右岸の高台)

第十一章 戸井町の戦没者

[戸井町の戦没者]

一 戸井町出身の戦没者と遺族の氏名

第十二章 戸井町の屋号(やごう)調

[戸井町の屋号調]

第十三章 戸井町の文化財

[戸井町の文化財]

一 板碑二基

二、仏像と仏具

三 書画

四 刀剣

第十四章 戸井町の方言誌

一、戸井の方言

二、戸井の方言とその解説

三、戸井方言を形成している東北方言の訛語、訛音の方則

第十五章 下北半島の景勝地と伝説

[下北半島の景勝地と伝説]

[下北半島の景勝地と伝説]

第一節 下北地方の伝説

一 安達(あだち)の小連(こむらじ)の娘の哀話(あいわ)(脇野沢村)

二 石神(いしがみ)神社の由来(脇野沢村)

三 蠣崎の錦帯城趾の伝説(川内町)

第二節 名勝と文化財

一 仏が浦の絶景(佐井村)

二 鍵掛岩(かぎわけいわ)(願掛岩(がんかけいわ))(佐井村)

三 恐山(むつ市)

四 長福寺の円空仏(佐井村)

五 下北の野生猿(脇野沢村)

資料(補遺)

[目次]

(1)開拓使の主な役人

(2)明治時代の亀田郡長と函館支庁長

(3)戸井村を訪れた亀田郡役所、函館支庁の主な役人

(4)明治三十年十一月北海道官制改正後の十八支庁一覧表

(5)明治三十二年の所得税調査員当選者と四郡の選挙人名

(6)大正五年に締結された水電会社の契約書

(7)戸井村の第一回国勢調査員(大正九年)

(8)戸井町公共施設配置図

(9)戸井町簡易水道給配水管配置図

附録

一、戸井町、町内会別世帯主調(昭和四六、一二、三一現在)

[戸井町、町内会別世帯主調(昭和四六、一二、三一現在)]

二、戸井町史年表

年表の序

一、蝦夷時代の概観

二、松前時代前期の概観

三、幕領時代前期の概観

四、松前時代後期の概観

五、幕領時代後期の概観

六、開拓使時代の概観

七、三県時代の概観

八、北海道庁時代の概観

九、北海道時代の概観

戸井町郷土史・干支年号の早見表

三、参考文献(歴史関係のもののみを掲げた)

[参考文献(歴史関係のもののみを掲げた)]

編集追記

一、戸井町史刊行までの経過

二、町史編纂六ヶ年の追憶