目次
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第九章 官公庁の沿革
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第二節 消防団
四、現況と問題点
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本町の消防力は、適正人員を確保しているものの、構成団員の殆んどが一家の働き手であり、漁閑期に殆んど出稼ぎ労働に従事し、地元にいないため、有事の際に備えて。各団員毎に予備消防団員で補足維特に努めているが、相対的には弱体化している。
また、人口の横ばい状況から団員の老令化がみられ、現在の平均年令三二才を確保することはむずかしい。
更に施設面では既に老朽化と狭隘の点で器材の増加と収容に困難を生じ、有事に対応できる施設とはいいがたいものである。