このため飲料水・船舶用給水・消火栓等の使用は実用に耐えざる状態となり、早急に対策に当たらねばならない状況となった。
幸い旧湧水口より約四百五十メートル北方の保安林中に毎日約百五十立方メートル以上の湧水口があり、取水口を此処に移設することにした。
南部地域上水道災害復旧工事
総工費 百八十万円(道補助費九十万円、町村債九十万円)
着工 昭和二十七年六月十四日
竣工 昭和二十七年七月三十一日
工事内容 送水管延長四百六十米
消火栓、地下式単口消火栓一ヶ所設置
共用栓、不凍式一ヶ所設置
(簡易塩素滅菌機は従来の物を使用)
(旧水源地は字元村岩崎秀蔵氏のところから現在地《中浜川》に移転した)
[表]