目次
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第十二編 災害
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第三章 海難事故
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第二節 明治以後の海難事故
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一 明治時代の海難
松前丸恵山沖の失火
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明治三十四年春、松前丸恵山近海航行中失火、青森県出身の船長は乗客数十名を打ち捨て真っ先に小舟により逃走、物議を生じる。裁判の結果明治三十四年四月九日重禁固三年に処せられるが、その後控訴中逃亡、明治三十五年春再度取押えられる。(北海道毎日新聞)