目次
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第十二編 災害
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第三章 海難事故
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第二節 明治以後の海難事故
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一 明治時代の海難
汽船貫効丸の行方不明
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明治四十三年十一月三十日、汽船貫効丸、室蘭輪西より青森県下北郡尻労へ生石灰積取りのため出帆したまま行方不明となる。このため駆逐艦「雷」と「曙」の二艦を尻矢崎・恵山岬へ出動させ捜索するが不明、貫効丸は旧船名サカナ、鉄木製、フランス、レンフリュー製造、スクネール型推進器暗車、総噸数三百四十六・三四、明治二年製造、(函館日日新聞)