鴎だより

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 顕著な活動をつづけているのは古部と木直の出稼援護組合である。なかでも古部地区は八〇戸ほどの地域から毎年七、八〇人の出稼者がある。
 昭和三七、八年ごろ、古部町内会の書記小西弥一が、熱心にガリ版刷りのふるさと便りを発行して、出稼先の父や兄に送って喜ばれた。のちに編集・印刷を地元の古部小学校が担当して二〇年、まもなく一〇〇号を数える。

文集「鴎だより」