命令航路

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道庁は、道内の陸上交通機聞の不便さを補ない離島との海上運輸を促進するため、国庫補助航路を定めて定期航海の運行を助成した。
 明治三三年、北海道拓殖計画が実施され、十年計画で航路補助による命令航路が確保されるようになると北海道の海運は大いに発達し、補助航路と呼ばれた。
 この命令航路は、明治四三年以後は一期三か年の契約となった。
 大正・昭和へと命令航路・補助航路は続けられていく。