目次
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第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
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第四節 遠江経略
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家康の遠江進駐
[家康の遠江進駐]
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今川氏の弱体ぶりをみた遠江の国人(こくにん)(豪族)のうちには、はやくから家康に心をよせるものもあった。永禄十一年(一五六八)のはじめに家康は、遠江の占領をはじめていたと考えられる。信長との連絡で、その上洛がま近いことを知り、動きだしたのであろう。