目次
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第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
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第四節 遠江経略
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家康の遠江進駐
懸川開城
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家康は信玄の謀略を封ずるため、氏真と和約したほうがよいと考え、十二年三月氏真に対し、駿河を回復してやるから懸川をわたせといい、氏真は氏政の賛成をえて五月十七日に開城し、伊豆に行き北条氏にたよった。