目次
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第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
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第五節 浜松移城
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浜松築城
引馬を浜松と改める
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家康は入城のとき引馬を浜松と改めたという。いまの当市曳馬町の地区にあたる付近は引馬・引間・匹馬・曳馬などと書かれ、中世にはもっと広い地区が浜松荘という荘園であった。ここに家康によって命名されたと伝えられる「浜松」が当市の現実的な出発点となった。