目次
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第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
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第六節 三方原合戦
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三方原の戦
信玄の作戦
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信玄の軍は陣形を魚鱗にして家康軍の攻撃をまちうけた。信玄は、敵軍を浜松からさそいだして打撃を与える作戦であった。日暮れになって(午後四時すぎ)家康はついに攻撃をはじめた。戦いは三方原台地の北端でおこった。信玄軍二万、家康軍は約一万の兵力であったという。