目次
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第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
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第七節 武田勝頼との戦い
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遠江高天神城の失陥
犬居城攻撃
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天正二年四月家康は、浜松から北上して犬居(いぬい)城に天野景貫を攻めた。二俣城と武田氏との連絡をたつためであろう。大須賀康高・本多忠勝・榊原康政は「遠州衆」をひきいており、中でも康高は横須賀衆を引率し後殿(しんがり)をつとめた。