目次
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第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
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第七節 武田勝頼との戦い
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家康の遠江再度の経営
二俣城攻略
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二俣城は七か月の籠城で食糧がつきた。十二月二十四日依田信蕃(よだのぶしげ)は開城をする。牧野城と二俣城の占領は家康にとって大きな収穫であった。
天正四年(一五七六)三月、家康は今川氏真を遠江牧野城におき、松平家忠らに護衛させた。