目次
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第二章 近世初頭の浜松と徳川家康
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第八節 羽柴秀吉の覇権
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近衛前久、家康にたよる
普済寺客殿再営
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この多忙のときにあたって、家康は甲州に滞在中の天正十年八月に、普済寺(当市広沢)の客殿を再営した。その棟札の「藤原家康」の「藤原」はのちに削られた。それは『普済寺由緒書』で明らかである(前述)。