目次
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第四章 浜松藩の確立
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第二節 検地および新田開発と近世村落
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新田開発
五嶋の開発
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なお、松嶋村をふくめて福嶋村・西嶋村・鶴嶋村・江之嶋村を五嶋といった。このうちでもっとも開発の古いのは西嶋村と伝え、鶴嶋村は鶴嶋新田といい五右衛門家の開いたもので元禄七年の検地、江之嶋村は慶安(けいあん)四年(一六五一)、福嶋村は寛文(かんぶん)七年(一六六七)の検地をうけている(福島町『山田家文書』)。