【地代官】『旅籠町平右衛門記録』によると、下表のとおり江戸時代の中ごろ、藩領の「寺嶋八幡地」(後述)が災害をうけた組に藩の「地代官」が見分をして年貢の差引を行なっている。この地代官は収納官僚としての藩士であったが、前述の代官とは別の存在のように思われ、また、同地の専任代官とも断定しかねる。
年月日 | 地代官名 | |
延宝8.8.6 | 大風雨 | 衣笠又右衛門 |
仁見瀬兵衛 | ||
元禄6.4. | 降雹 | 飯浪武右衛門 |
岡田喜助 | ||
元禄10.8.15 | 大風雨 | 笹田彦七 |
元禄12. | 風雨 | 長坂与兵衛 |
正徳2.8.18 | 大風雨 | 峯岸茂平 |