目次
/
第四章 浜松藩の確立
/
第四節 藩制の展開
/
藩主の生活および領民との接触
転封と領民
160 ~ 160 / 686ページ
延宝六年、藩主太田資次が大坂城代に転封となった際、家中衆が先に出立し(十一月二十四日から)、資次出発の十一月晦日には「御送馬」を村々から白須賀宿まで出し、同宿まで三人の庄屋代表が「見送」「暇乞」をした(『高林伊兵衛忠勝自筆一代記』)。