目次
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第五章 交通・産業経済の発展と町や村の生活
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第二節 交通の発達
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一里塚と立場
現存の一里塚
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一里塚は一里ごとに道路の両側に塚を築き、普通には榎を植えて、旅人の便に供したものである。浜松宿近郷の一里塚で、現在昔の俤をとどめているのは姫街道の市野から三方原台地に登り、追分に近い道側に一基が残っているにすぎない。また、その名残りをとどめて東海道では篠原に、本坂道では小池に、一里山という地名が残っている。
追分一 里塚(浜松市葵町)